脳神経外科の医師(常勤・非常勤)求人ガイド

中原部長ら専門医が、病態に応じた幅広い治療選択を提供する小倉記念病院

数少ない手術ナビゲーション装置も導入

福岡県北九州市にある小倉記念病院 脳神経外科は、同市で最も長い歴史を持つ脳神経外科施設として、脳神経疾患の外科治療全般にわたる幅広い診療実績があります。

北九州市機能別救急体制の脳神経外科を担っており、24時間体制で常に救急患者の受け入れを行っています。そのため、夜間休日を問わず、CT・MRI・脳血管撮影などの検査が迅速に行えます。

同科の特徴は脳血管障害、脳卒中の治療に重点を置いていることです。脳血管障害は開頭手術と血管内手術のどちらにも対応でき、脳動脈瘤であればクリッピング術やコイル塞栓術が行えますが、同院では50:50の割合で治療を行っています。2007年に同院で行われた血管内手術は215例とかなり多く、国内トップレベルの治療水準を誇っています。

頚動脈狭窄症であれば内膜剥離術かステント留置術のどちらかが選択肢となりますが、これは高齢者や心臓疾患があるような内膜剥離術が困難な患者が多いため、同院では9割以上がステント留置術となっています。

主幹動脈閉塞であればrt-PA静注療法やカテーテル血行再建、頭蓋内外バイパス術など、病態に応じて幅広い治療選択があります。それは中原部長に加え、スタッフ(脳神経外科専門医、脳神経血管内治療指導医・専門医、脳卒中専門医)で診療体制を整えているためです。

2006年には脳卒中急性期診療の拠点として脳卒中ケアユニット(SCU)を開設し、脳卒中に特化した集中治療を行っています。また3次元回転立体血管撮影や九州に数えるほどしかない最新の手術ナビゲーション装置を導入するなど、どうかを取り巻く診療環境は拡充し、高度医療の推進に邁進しています。

ほかにも良性脳腫瘍(髄膜腫・下垂体腺腫・神経鞘腫)、悪性脳腫瘍(神経膠腫・転移性脳腫瘍)などの摘出手術、脳動静脈奇形・もやもや病・一過性脳虚血発作などの脳血管障害の治療、脊椎脊髄疾患(頚椎症・頚椎椎間板ヘルニア・後縦靭帯骨化症・脊髄腫瘍など)・顔面痙攣症や三叉神経痛などの機能的疾患に関する手術治療、頭部外傷・正常圧水頭症などの手術治療にも積極的に取り組んでいます。

 
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