脳神経外科の医師(常勤・非常勤)求人ガイド

心臓病や糖尿病などの危険因子が一つでもあれば、予防と定期的な受診が必要

食事や運動で自己管理を徹底しましょう

脳卒中のリスクファクターには以下に挙げるように実にさまざまななものがあり、体質や体調、生活習慣のなかに隠れていることもあります。

思い当たる人は、言語障害、運動障害などの症状が現われたら、医療機関で診てもらうなど適切な対応をしましょう。

年齢:20〜30歳代の若者よりも、中高年のほうが高リスクで、特に60歳以上に発症しやすくなっています。

生活習慣病:高血圧や脂質異常症、糖尿病、肥満などの生活習慣病、あるいは重度のストレスや喫煙は動脈硬化を進行させ、脳卒中のリスクを高めます。

心臓病:不整脈や心房細動などの心臓病があると、心臓の心房内の血管に血栓ができやすく、それが血流に乗って脳の血管に運ばれて詰まってしまう危険性があります。心房細動のある人の約30%は、将来的に脳梗塞を起こすとされています。

家族の病歴:血圧が高くなりやすい体質、くも膜下出血を起こす動脈瘤のできやすさなどは、家族的な素因が関与していることがあります。家族や親戚に、脳卒中を起こした人がいる場合は、どのタイプの脳卒中をどんな状況で発症したのかを聞いておきましょう。

喫煙・過度な飲酒:喫煙は動脈硬化を進行させますし、過度な飲酒は糖尿病をはじめとする各種の生活習慣病を引き起こして脳卒中のリスクを高めます。

前触れ症状がある:前触れ症状のTIAがある場合は要注意です。一過性で住むこともあれば本格的な発作へ進んでしまうこともあります。症状が軽いからといって放置せず、速やかに受診し、適切な治療を受けましょう。

脳ドックでの指摘がある:MRIやMRA検査などを中心に脳卒中の危険性を調べる「脳ドック」で、脳血管や頚動脈などに心配な部分が見つかった人は、動脈硬化が進行していると考えられますので、その後も十分な注意が必要です。

その他:脳卒中は、血圧の急激な変化で起こりやすく、その変動には精神的なものも影響します。イライラしやすい人、カッとなりやすい人、怒りっぽい人、ストレスが多い人などは、特に注意しましょう。精神的にリラックスした生活は、脳卒中のリスクを低下させます。また、急な気温の変化が原因で血圧の変動が起こり、発症しやすくなることがあります。

上記の危険因子のなかでも、動脈硬化を進行させる原因となる生活習慣病や飲酒・喫煙などの習慣は、普段の心構え一つで改善できます。塩分や脂質を控えた食事をすること、適度な運動をすること、禁煙し、酒量も控えることなどが大切です。食事や運動などの自己管理が上手くできない場合は、医師に相談し、指導を受けましょう。

 
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