脳神経外科の医師(常勤・非常勤)求人ガイド

脳腫瘍、脳血管障害など幅広い専門分野において高い評価を受ける手術手技

世界的権威に師事

脳神経外科の世界的権威である故・白馬明医師、Ossama Al-Mefty医師に師事し、数多くの手術を共にしてきた大阪市立大学医学部附属病院の大畑教授は、毎年約120例の脳腫瘍を手術しています。

同氏を訪れる患者には難症例が多いですが、良性腫瘍に関しては、現在に至るまで死亡例や重篤な合併症例はゼロとなっており、手掛けた良性脳腫瘍の患者は全て社会復帰を果たしています。

脳腫瘍や血管障害の多くは頭蓋底部に発症するため、口・耳・鼻からの頭蓋底部への有効なアプローチ法を研究するため、30代でドイツに留学し、経鼻的内視鏡手術の世界的権威であるDraf医師から耳鼻咽喉科の最先端の知識を学ぶなど、技術の背後にある知識の習得にも積極的です。

また、同教授は2003年に行われた世界初の頭部結合双生児(成人)の分離手術において、世界選抜チームの一員として指名されており、頭部の静脈を分離させてバイパスを作るという最難関部を担当しました。50時間にも及んだ同手術はCNNを通じて全世界に生中継され、同氏の技術は世界的にも高く評価されています。現在も海外のライブ手術に参加するなど、国際的に活躍中です。

同氏が教授を勤める大阪市立大学医学部附属病院の脳神経外科は、関西地方だけでなく遠方からの紹介患者が多く、他院で手術が上手く行かなかった際手術例などの難症例も少なくありません。また、各地の期間病院からの紹介されることもしばしばです。

長期経過を患者の地域病院で診るべき場合や、患者が強く同教授の手術を希望する場合などは、自身が他院に出向いて手術を行います。ただし、患者の安全性を考慮して、他院では治療が難しいと判断した症例に関しては、同科で手術を行います。高度な手術には、術者一人の技術のみならず、スタッフとの連携が欠かせないからです。

同科には、各分野の専門家や炯炯豊富なベテラン医師が多く、総合力でも高い力を発揮しています。また、同院の放射線科医は神経の専門家であり、術前診断で同教授をサポートしています。同教授の放射線科医に対する信頼は篤く、他院に出向く際にも、その助言を求めています。

脳腫瘍の治療では、開頭手術のほかに定位的放射線治療を行います。治療効果を最大限にするため、手術で腫瘍をなるべく大きく切除した後にサイバーナイフを使用するのが同教授の方針です。また、例え医学的に正しくても、患者が満足しない治療は治療と言えないとの考えの基、時間を掛けてインフォームドコンセントを行い、疾病に対する先入観や誤解をなくし、十分に納得してもらってから手術を行っています。

 
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