脳神経外科の医師(常勤・非常勤)求人ガイド

脳腫瘍・頭頚部がんへのサイバーナイフで世界トップレベルの実績

国内における同治療の権威

2台のX線カメラで病巣をとらえ、巨大なロボットアームで照射する定位放射線治療装置「サイバーナイフ」。

全方位(1200方向)からビーム照射を行って、誤差は0.2mm以下と非常に高い精度を誇る同装置を開発した米国スタンフォード大学のジョン・アドラー教授に指導を受け、国内に装置が3台しかなかった黎明期(2000年)からサイバーナイフ治療を行ってきたのが、新緑脳神経外科 横浜サイバーナイフセンターで院長を務める佐藤健吾氏です。

サイバーナイフは高精度な装置なため、佐藤氏は品質管理を重要視しており、国内では九州大学、埼玉医大と並んで医学物理士が品質管理を行っています。外来から説明・同意、検査、治療計画を経て治療開始までの期間は1週間以内とその迅速な診断力も同施設の特色となっています。

放射線治療は設定段階にわずかなズレがあると、治療に多くの問題が生じるため、同センターは、X線が予定した線量で定めた位置に入っているかどうかなどのQA(品質管理)と、診断と経過観察のQAを最重視しています。

サイバーナイフ治療では、患者がわずかに動いても、添乗に添えた特殊カメラが病変部の位置情報を本体に送って追尾するため、狙いを外しません。そのためガンマナイフと異なり、ネットで頭部を固定し、痛みを伴うネジ止めの必要もなく、分割治療も可能になりました。

従来、脳腫瘍の直径3cm、容量15ccが限界とされていましたが、6cm、100cc異常の腫瘍が治療可能になっています。放射線のダメージを受けた腫瘍周囲の正常細胞のDNAは6時間以上である程度回復が見込めるので、大きな腫瘍、重要組織近傍の腫瘍には分割治療を行っています。

同センターを訪れる患者は、2歳〜95歳までと幅広く、手術負荷、手術や化学療法後の再発例に根治を目指しています。治療は20分〜1時間程度で日帰り。咽頭がんでサイバーナイフ治療を受けた93歳の患者は、3日間の通院後に、晩酌ができるまで回復したとのこと。

 
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